名古屋名物“宮きしめん”
大正12年創業のきしめん専門店「宮きしめん」。
今なお名古屋名物の代表格として知られる“きしめん”。その歴史は古く、江戸時代にはすでに食されていたことが様々な書物に記載されている昔ながらの名古屋めし。
「宮きしめん」は日本三大神宮の1つである熱田神宮が発祥の地で、宮司より熱田神宮の「宮」の字をもらい、その名を「宮きしめん」と命名したのだとか。

宮きしめん本店
人気の秘密は“こだわり”の素材
数ある麺屋の中で宮きしめんがこれだけ人気を得た秘密は、上質な原材料のみを使用し、伝統的な味を大切に守り、創業当時よりおいしさを変えることなく提供しているためだろう。

宮きしめんHPより
宮きしめんでは、主原料である小麦粉にこだわっており、厳選した麺用の特等粉を使用し、品質にムラを一切出さないのが特徴なのだとか。
また、麺づくりにおいて小麦粉と同じくらい重要なのがお水。軟水を使用することで、おいしさだけでなく体にも優しいきしめんが作られている。
メインの赤つゆには、名古屋特有のしっかりとした味付けの中に、厳選した素材で出汁を取り、それをふんだんに使用し、香り豊かで濃厚なスープを作っている。
初詣の後に食べてきた!
ちょっと遅めだけど、1月4日に熱田神宮へ初詣へ行ってきました!
そしてお参り後、早めのお昼を神宮内にある「宮きしめん」で食べることに。先に食券を購入し、列に並びます。
今回は一番シンプルな赤つゆの宮きしめんと、白つゆの白えびかき揚げきしめん。
列は長いが、提供スピードがとっても早いので以外とすぐ食べれます。
ちなみに価格はこんな感じ。一番シンプルな宮きしめんが700円。白えび入りかき揚げきしめんは850円。
ちなみにきしめん以外にも、豚まん・豚角煮入りちまき・甘酒・コーチン串カツ・飛騨牛コロッケなどのサイドメニューも豊富に取り揃えられている。
その横を見ると、金ピカの燻製卵“金福縁起卵”を発見!なんとも金運が上がりそうなド派手な卵。
オープンキッチンになっており、中にはたくさんの人がハイスピードで調理しています。
宮きしめんを食す!
結果的に並び始めてから、10分待たないくらいで宮きしめんが提供されました!
テント下の席はかなり混雑しており、空いているスペースが見つからないほど。さすがの人気ぶり。
ということで、テントのない外の方の席で食べることに!
池ビューの素敵なテラス席のような場所を発見。席にはたっぷりのネギと割り箸。
お茶とお水はセルフサービスで、飲み放題。温かいお茶が飲めるのは嬉しい。
赤つゆの宮きしめん。中身は麺・あげ・しいたけ・かまぼこ・葉っぱ・鰹節と、とってもシンプルなもの。
しかし、寒空の下で食べるきしめんは最高においしい!熱々のつゆが体を芯から温めてくれる。
出汁がしっかりきいており、味はとっても濃厚で、しいたけやあげなどの具材も上質でとっても良いお味。
麺のボリュームもかなりあって、食べ応え満点!
白つゆの白えびかき揚げきしめんは、赤つゆとは違ったあっさり目のスープ。
しかし、かき揚げの味が染み込んだスープがシンプルな麺とマッチして美味しかったです。
食べ終わった後は
帰り道にはお土産コーナーもあり、自宅で気軽に宮きしめんを楽しめるパックが売られている。
正月期間限定のお楽しみ袋も1,500円で用意されており、宮きしめんや金の卵などの詰め合わせが入っているのだとか。
栄や名古屋駅などの街中にもある宮きしめんだが、深い緑に囲まれた清々しい雰囲気の境内で頂く宮きしめんは、格別に美味しく感じます。
熱田神宮に参拝された際はぜひ立ち寄ってみてください!
宮きしめん
住所:名古屋市熱田区神宮一丁目1番1号 熱田神宮境内
営業時間:9:00~16:30(L.O.)
定休日:年中無休
TEL:052-682-6340
WEB:ホームページを見る|食べログを見る
※営業時間・定休日などは変更する可能性もあるので、公式ページ等で確認してみてください。