double tall cafeとは
1994年に八事の山の手通りにオープンした「double tall cafe」。
空輸してアメリカから取り寄せていた自慢のコーヒー豆と、日本最古のバリスタと呼ばれるマスターが淹れるコーヒーを求め、本物志向の人に人気を博した先進的なお店。
その後、東京に店舗を展開していきながら「double tall cafe」は成長を続けるが、名古屋店は閉店となる。
しかし、時を経て「double tall cafe名古屋」の顧客がオーナーとなり2017年11月に上前津で再オープンを果たす。
場所は上前津と矢場町の間、大須の喧騒から少しはずれた前津通りに位置する。
おだやかな場所にある、上質な空間を楽しむことができる名古屋でオススメのカフェの1つだ。
店内の雰囲気
ガラス張りで明るく開放感のある店内は、白とグレーを基調とした造りになっており、とても居心地の良い空間。
また、夜の時間帯になると、日中の明るく開放感のあるオシャレな空間から一変し、間接照明が上質な空間を照らし出し、洗練されたムーディーな雰囲気に変わる。
店内に並んでいる椅子も深澤直人氏がデザインした「HIROSHIMA」が置かれている。アップル新社屋でも採用された日本を代表するシンプルを突き詰めた椅子の名作である。
外観から内観から座る椅子まで、こだわりと想いの詰まったお店は、いつ訪れても飽きることのない空間だ。
素材にこだわる本格的なメニュー
自慢のコーヒーメニューをはじめ、紅茶やジンジャエールなどのドリンクメニューは、どれもこだわりの逸品ばかり。
・コーヒーメニュー
「double tall cafe」で使用されるコーヒー豆は、渋谷にある自社焙煎所「The Coffee Hangar」にて、厳選して仕入れた豆の個性を最大限に引き出せるよう、熟練のマスターロースターの手で焙煎が行われている。
好みの豆を選べるドリップコーヒーや、ダブルトール独自で開発したエスプレッソマシンで淹れるエスプレッソメニューなど、ダブルトールのこだわりを満喫できるメニューだ。
個人的にお気に入りのカフェラテ。ラテアートがとても綺麗で、エスプレッソ感を感じながらもミルクの甘さをしっかり楽しめる絶妙な味わい。
ちなみにフォームミルクを作るノズルも自社開発して作られたオリジナルのもので、長時間きめ細やかなフォームミルクを保てる設計がなされてるのだとか。
・ティーメニュー
オリジナルのマシンを使って淹れる紅茶のエスプレッソをはじめ、ドイツの老舗紅茶メーカー「Ronnefeldt(ロンネフェルト)」を使用したティーメニューや、本物のフルーツを使ったフルーツティーを楽しむことができる。
・その他のドリンク
そのほかにも、自家製ジンジャエールや、エルダーフラワーソーダなど爽やかなドリンクもあり、夏のテイクアウトに最高の一品も揃う。
また、季節限定メニューもその時々にあり、常設メニューでないにも関わらずクオリティは非常に高い。
先日飲んだフレッシュグレープフルーツジュースは、大玉2つのグレープフルーツをハンドプレスで絞る本格的なもの。渋みのない甘さと香りが存分に楽しめる一品。
・フードメニュー
彩り鮮やかなスパイシーチキンカレーや、尾張牛を使った特製デミグラスソースのハッシュドビーフなど、フードメニューもしっかりと作り込んだおいしいものが揃っている。
まとめ
お店の空間から、メニューまで、とにかくこだわりのつまったお店。
おいしいコーヒーが飲みたい時や、素敵な空間で一息つきたい時など、様々なシーンで満足できる空間なので、ぜひ上質な時間を過ごしたい時は一度訪れてみてください。
double tall cafe nagoya(ダブルトールカフェ名古屋)
住所:愛知県名古屋市中区大須4-2-21
営業時間:11:30〜22:00
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
TEL:052-253-8237
WEB:ホームページ|Instagram|食べログ
※営業時間・定休日などは変更する可能性もあるので、公式ページ等で確認してみてください。