FabCafeとは
名古屋・栄の新名所「RAYARD Hisaya-odori Park(久屋大通パーク)」。テレビ塔下に広がる全長およそ1kmほどの公園が再開発され、公園の新しい価値を提供すべく魅力的な空間とショップ・レストランがオープン。
その中でも個人的に楽しみにしていたお店「FabCafe Nagoya」は、2012年に渋谷にオープンして以来、現在世界8カ国と11拠点にグローバル展開している「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な・素晴らしい)」をコンセプトにした、カフェという枠を超えた現地のクリエイティブコミュニティを繋ぐ架け橋になるお店。
店内には3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタルものづくりマシンが置かれ、地域のクリエイターやアーティスト、企業などと共に「食・アート・バイト・AI・教育」などをテーマしたラボ活動も行われていく。
店内の雰囲気
久屋大通パークの北側に位置するFabCafeは、広々とした公園から見ても大きな造り。
店内に入ると入口すぐのところにカウンターがあり、左右を見渡すととても広い空間が両側に広がっている。
お洒落な内装は、国内外のデザインアワードや建築賞を数多く受賞している谷尻誠+吉田愛率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当し、カウンターやソファベンチなど空間に使用している木材には岐阜県飛騨市の広葉樹を用いて造られている。
樹種も寸法も不揃いな広葉樹だが、天井一面に広がるデザインされた天井架構に製材や家具製作で捨てられてしまう部材を活用するなど、独自の創意工夫が溶け込む斬新なデザイン。
オリジナルの長いソファベンチで寛いだり、立って利用できるカウンター席や、普通のテーブル席まで、様々なシーンで利用することができる広い店内は、とても便利な設計。電源やwifiも使えるため、コワーキングスペースとしても利用できる。
また、初心者でも気軽に「Fab」に触れられるマシンも用意されており、デジタル刺繍ミシンやレーザーカッター、UVプリンターも常設されている。
作りたい!という想いを形にできる機材が取り揃えられているので、ものづくりに挑戦してみたい方には最適だ。
カフェメニュー
FabCafeのカフェメニューは、こだわりの素材を使った特別感の高いメニューが豊富だ。
コーヒーメニューは、シングルオリジンのスペシャルティコーヒーを取り扱っており、有名なロースターから仕入れた香り豊かな特徴のある豆でドリップ、エアロプレスやエスプレッソといった形で提供している。
ティーメニューには、岐阜県大垣市のOKB牧場で有機栽培されたカモミールティーを使用しており、どんな方でも安心して飲むことができる。
また、自家製のシロップを使ったレモネードなどのオリジナルドリンクも楽しめたり、名古屋の八丁味噌を使ったフードメニューなど、地域の素材を活かしたメニューは名古屋オリジナルのメニューだ。
こちらは今回いただいたアイスカフェラテ。
東京・吉祥寺にあるLIGHT UP COFFEEのケニア産の豆を使ったエスプレッソは、程よいフルーティーさとコクがあり、とてもおいしかった!
エスプレッソマシンやグラインダーも本格的なものが置かれている。
天気が良い日は外にソファが置いてあったり、目の前が芝生の公園なので、テイクアウトしたコーヒーを自然の中で楽しむことができたり、様々なシチュエーションで楽しめそう 。
まとめ
カフェとして楽しむのはもちろんのこと、ワーキングスペースとして利用したり、デジタルものづくりを楽しんだり、クリエイティブなイベントに参加したり、様々な方が集う素敵な空間になりそうなお店。
久屋大通パークの心地よい散歩のお共においしいコーヒーが飲みたくなった際にもピッタリなので、ぜひ一度足を運んでみてください。
FabCafe Naogya
住所:愛知県名古屋市中区丸の内3丁目6番18号 RAYARD Hisaya-odori Park
営業時間:9:00〜20:00
定休日:なし(イベント等により変更の場合もあり)
WEB:ホームページ|Instagram
※営業時間・定休日などは変更する可能性もあるので、公式ページ等で確認してみてください。