桜通線の桜山駅から徒歩9分ほどの場所にある古くから多くの人に愛される薬膳ラーメン店「好陽軒(こうようけん)」。
1976年10月にオープンして以来、仲の良い夫婦二人で営む愛溢れる素敵なラーメン屋さんだ。
店舗横には5台の駐車場もあり、遠くから車で訪れるお客さんも多い。
店内はシンプルな造りでカウンターのみの11席。立地が良くないにも関わらず、連日行列ができる人気店。
カウンター席の向かい側には待合席があり、座って待つことができるが、中に入りきらず外まで行列ができることも!
大人気の秘密は、店主がこだわりぬいて作る薬膳スープ。
野菜・豚骨・鶏ガラ・魚介などの素材を丁寧に調理して作られる究極のスープは、名古屋で有名な「好来系」の流派。
「好来」とは、1959年にオープンした名古屋発祥のラーメン店で、そこで修行した職人達が独立し「好来系」と呼ばれるラーメンが名古屋の地で広まったもの。
そして「好来系」の特徴が、好陽軒にも飾られているような「スープへのこだわり」だ。
丹念に作られた究極のあっさり系スープはとっても飲みやすく、疲れた体を癒してくれる心身共に安らぐおいしいスープ。
そんな体喜ぶラーメンを食べに行ってきました!今日は人気のメンマラーメン(竹)を注文!
ここの自家製メンマのファンは多く、スープと共にお店の看板商品でもある。
これは、食べログに載っていたメンマにする前の状態のもの。
これを大量に乗せてくれるメンマ大盛りのラーメンは、初めて目にする人がビックリするダイナミックな見た目。
ラーメン全体を覆うほどの大量のメンマ!
こんなにメンマがあったら食べきれないのでは・・・と思うかもしれないが、味が優しく食べ出すと止まらない自家製メンマは、この量あっても余裕で食べれちゃうんです。
途中味に変化が欲しくなった時は「自家製ラー油」や「高麗人参酢」や「りんご酢」が用意されており、初めての人にオススメされてるのが「高麗人参酢」だ。
少し癖はあるが、優しい味のスープが引き締まり、とってもおいしく体にも良いお酢。
高麗人参の風味が苦手な方はりんご酢を入れると、甘みと酸っぱさがスープに融合されて、すごくおいしいです。
そんなスープとメンマが絶品のお店ですが、もう一つ素晴らしいのが店主の笑顔。
このお店には幼稚園児になる前から良く食べに来てたほど昔からお世話になってるんだけど、いつどんな時に訪れても必ず店主が素敵な笑顔で出迎えてくれるんです。
おしどり夫婦の息ピッタリの接客は、いつ訪れても心穏やかになります。
そんな笑顔が素敵な店主が作るスープだからこそ、その優しさが滲み溢れているのかもしれません。
ぜひ、心身共に疲れてる時に一度訪れてみてください!
好陽軒(こうようけん)
名古屋市昭和区広見町2-21-3
TEL:052-882-9780
定休日:木曜日
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