土屋鞄製造所の革製品
1965年にランドセルづくりから始まった「土屋鞄製造所」。今では様々な革カバンを始め、革小物も数多く取り揃える、日本を代表する革の名店。
良質な革素材を選び抜き、商品の企画から製造、販売まで全て自社で行い、メイドインジャパンの技術で品質の向上を常に志すクラフトマンシップで人気を集める。
そんな土屋鞄製作所の革小銭入れ「ナチューラ ヌメ革Lファスナー」をずっと愛用しています。
革に艶が出て良い味が出てきたところだったんだけど・・・最近ファスナー部分が壊れてしまった。
金属部分が錆てきてしまったのと、先端の革がちぎれてしまった。
一応修理することも可能だったんだけど、金額がかなりお手頃なので、これを機に新しいのに買い替えてみることに!
土屋鞄製造所名古屋店(ミッドランドスクエアB1F)
お邪魔したのは、名駅にあるミッドランドスクエアB1Fにある土屋鞄製造所名古屋店。
クリスマスシーズンということもあり、店内もクリスマスカラー。
革製品が数多く展示されており、財布一つとっても様々な種類の革の財布が置いてありラインナップが豊富なのが嬉しいところ。
さて、今回の目的だった「ナチューラ ヌメ革Lファスナー」が置いてある棚。
ヌメ革だけでなく、ブライドルレザーのLファスナーも置いてあり、こちらも使い込めば込むほど良い味が出てきそうな品。
ヌメ革タイプのものは生産してもすぐに完売してしまうことが多く、店内に置いてないこともしばしば。今回も置いてなかったため、入荷お知らせメールを登録して、入荷してすぐに取り置きをお願いした。
ちなみに、ヌメ革タイプは5,500円、ブライドルレザーは8,500円と、革によって少しばかり価格が変わってきます。
「ナチューラ ヌメ革Lファスナー」
そして、ようやく手元に届いたヌメ革Lファスナー!
箱を開けると分厚めの柔らかい布に商品が包まれている。
商品を取り出してみた。
今回は前回と違う色を選択。前回はブラウンだったけど、今回はチョコにしてみた。
厚みは1cmほどなので、そんなにたくさんは入らないけど、小銭だけでなく半分に折ったお札やカードを入れることも可能。
中の仕切り部分も革でつくられており、全てのパーツが革だけってところが革好きの心をときめかせてくれる。
写真だと少しわかりづらいが、コバ(切断面)の仕上げも相当しっかりしています。
コバは非常にシビアでデリケートなため、ここの処理に職人の技術とこだわりが見えてくると言われる大事な部分であり、財布のクオリティが分かる箇所とも言われている。
見やすくわかりやすい革製品の取扱説明書がついてくるので、革小物の手入れがわからない方でも安心。
しっかり手入れをしてあげることで、より永く革を楽しむことができるので、購入した際はぜひ一度革の手入れを学んでみてください。
2つを比較してみるとこんな感じ。たまーに革用クリームを塗ってあげたりしてただけだけど、長い年月と共に結構艶が出てくれた。
今回はかなり色が違うから、どんな色味に育っていくか楽しみ!
革製品のお手入れ
新品のヌメ革は、革の水分が減ってきてしまっているため、潤いを与えてあげると良い。
なので、今回は購入してまず最初に革用クリームを塗ることに!
使用したのはシューケア用品大手のM.MOWBRAY(M.モゥブレィ)のクリーム ナチューレ。
シダーオイル・パームオイル・ビーズワックスを配合してある、革に栄養を与え艶や潤いを与えてくれるクリーム。
中は柔らかいクリームになっているので、布切れを使って財布に塗っていきます。
布切れでクリームをダイレクトにすくっていきます。
全体にしっかり塗布していきます。染みになるのが心配な方は、まず端っこで少量試してから全体に塗っていくと良いと思います。
最高のクリスマスギフトにも
本格的な革製品を多数取り扱っている「土屋鞄製造所」。
本物志向の強い男性へのプレゼントにぴったりかも。価格帯も物によって色々あるので、安い物ならキーホルダーで2,800円で購入ができるほか、5,6千円ほどの革小物や、数万円の品物まで幅広くあるので、予算に合った本格的なプレゼントを購入することができる。
クリスマスには可愛らしいラッピングもしてもらえる。革でできた飾りもついてくるので、とっても上質感溢れるプレゼントになること間違いなし!
今回紹介したナチューラはなかなか店頭で出会えないことも多いため、タイミングよく見つけることができたらぜひ一度その良さを体感してみてください。
土屋鞄製造所
名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエアB1F
https://www.tsuchiya-kaban.jp/