栄のラシックの南側にある「大和屋守口漬総本家」。
名古屋名物の1つとも言える守口漬を始めとした、様々なお漬物や発酵食品を取り扱うお店。
さすが老舗の漬物屋さん。栄の一等地に堂々とそびえ立ってる。
写真から見て店舗の右側が売店、左側が食堂になってます。
以前から食堂はあったけど、これまで「膳処やまと」だったお店をリニューアルして「粕炊き煮魚お食事処 八幸八(はっこうや)」という新ブランドでスタート。
中に入ると、小綺麗な店舗で、2人掛けのテーブルが8つほどの小さめなスペース。
窓際には八幸八のオリジナル商品が飾られてる。もちろん帰り際に購入していくことも可能。
ここで食べることができる、粕炊きの素や、味噌などの調味料など様々な商品が並ぶ。
さて、ここのお食事処で食べることができる定食はシンプルに2つ!
1つが店の名前にもなっている「粕炊き煮魚御膳」。
そしてもう1つが「牛たん粕漬御膳」。
どちらもとっても美味しいのだが、今日は煮魚を食べたい気分だったので、煮魚御膳に!
暖かいお茶をもらい、オーダーする。
お水ではなくほうじ茶が出てくる。こういうサービスとっても嬉しい。
待つこと5分少々。早速煮魚御膳が運ばれてきました!
以前と少し内容が変わったけど、どうやら季節によってちょっとした変化があるのだとか。
ご飯は白米と7種の雑穀米から自由に選べて、さらにおかわり自由。今回は雑穀米を選択!
お味噌汁はワカメとキノコ入り。まだ暑い日が続いてるけど、なんとなく秋を感じます。
福井県の有機あわせみそと、濃いダシがとれる青カビで発酵させたかつお節「枯れ節」を使用しており、シンプルながらとっても美味しい仕上がり。
ワカメも乾燥ワカメのようにフニャッとすることはなく、しっかりと歯ごたえのある美味しいワカメ。
可愛くお皿に盛り付けてあるのが、前菜の3種野菜発酵料理。
・かぼちゃのいしり和え ー 生でも食べられるサラダ感覚の鈴かぼちゃをいかの魚醤「いしり」で和えたもの。
・きゅうりの濱納豆かけ ー 薄くスライスしたきゅうりに1,300年ほどの歴史ある伝統的な発酵食品「濱納豆」をふりかけたもの。
・おくらの塩麹和え ー 素材の味を引き出す自慢の「塩麹」でおくらを和えたもの。
どれも良い味で美味しかった!
そして、大和屋の「チーズ味噌粕漬」を使ったチーズカナッペ。
一口サイズながら口に頬張ると、トマトのフレッシュな甘さと、味噌粕漬で味の染み込んだチーズの濃厚さが口全体に広がって、とってもインパクトのある味。
すっごく美味しかった!「今度このチーズ買って帰りたい!」と言わす味。
大和屋名物のお漬物も出てきます。
言わずと知れた大和屋守口漬ときゅうりのぬか漬けと飛騨の赤かぶら。
老舗の漬物屋なだけあって、どれもとっても美味しい!特に守口漬大好き。
そしてメイン料理の粕炊き煮魚!
酒粕と味淋粕を用いた八幸八特製の調味料でふっくら柔らかく炊き上げられた魚はまさに絶品!
ふわっとした柔らかさと、粕を用いた汁が相性抜群!
ご飯が進みすぎて、今度は白いご飯をおかわりしてしまうレベル。笑
ちなみにパートナーが食べてた牛たん漬御膳もとっても美味しかった!
牛たんも少し厚みがあり、粕漬けされた牛たんは甘みと旨味が強く、これまたご飯が進む逸品です。
デザートもついてくるんだけど、これまたヘルシーなあまざけゼリー。
・・・この写真だけなぜかうまく保存されてなかった。ので、全体の写真ですみません。ご飯の上にいるやつです。
国産米の自家製米こうじで作ったあまざけのゼリー。こうじの優しい甘みと程よい柔らかさでとっても食べやすく、さっぱりしていて、とっても美味しいデザートに仕上がってます。
食べ終わった後、とっても身体が喜ぶ、純粋な美味しさと身体想いなお昼ご飯でした!
ちなみに、栄地下にある膳処やまとは今も同じ名前で営業中。今度はそっちの方にもまた行きたいな。
粕炊き煮魚お食事処 八幸八
住所:名古屋市中区栄3-15-1
TEL:052-251-8821
WEB:ホームページを見る|食べログを見る
※営業時間・定休日などは変更する可能性もあるので、公式ページ等で確認してみてください。